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INTRODUCTION
インフラの長寿命化がミッション
土木が好きな方を求めています
構造部/部長
Y.S
近年、土木構造物の老朽化が深刻な社会問題になっています。造る時代から「直しながら長く使う」時代へと移ったものの、点検結果を分析し診断・予測ができる技術者も、維持補修に特化した事業者もまだ多くないのが現実です。今後は若い世代がこの社会インフラを維持保全していかなければなりません。そこで2020年、ワンストップで点検から診断・補修・補強設計までに対応し、安心・安全な社会環境を守るために立ち上げられたのがこの「構造部」です。メンバーには若い力が集まり新たな可能性に満ちています。ひとりひとりが技術を習得しスキルアップできる環境も用意しています。ワンストップの維持技術を構築するために、土木が好きな人、好奇心旺盛な新しい力を求めています。
CROSSTALK
点検の先に、
人々の安全な暮らしがあることを
改めて感じています
構造部調査課
S.T2015年入社
構造部調査課
T.F2020年入社
おふたりとも「構造部」に所属されているわけですが、部署が新しくなってなにか変わりましたか?
変わりました。勿論これまでも土木構造物の点検や評価はしていましたが、構造部立ち上げの際に、改めて部長からその意味についての話がありました。今は同じ2cmのヒビでも原因が違えば緊急度が違う、「点検」の先には補修工事があって人々の安全を守っているんだということを改めて教えられ、今まで以上に気を引き締めて仕事にあたるようになっています。
点検・調査とは、具体的にどんな作業をするんですか?
自分は「橋」の点検が多いですね。橋の下に潜る機械に乗って移動しながら、実際に橋を叩いたりさわったりして傷がないかを確認します。橋って上から見るとどれも同じように見えますが、下に潜ると構造が全然違うんです。人が普段見られない場所を見るのは面白いですよ。
高所や危険な場所ではドローンを使います。遠くから全景を確認したり、近づいて見たい角度で撮影したりもできるのは便利ですね。最近は叩いたり3D撮影したりできるものもあります。
普通では見られないような場所が見られるのは興味深いですね。どんな時にやりがいを感じますか?
体を動かす方が好きなので一連の作業自体を楽しんでいます。ひび割れを間近に見ながら、なぜこの損傷が生じたか考えるのが面白いんです。色々な現場を体感できて、そのたびに新しい技術を学べるのも良いですね。
点検は5年に一度なので、たまたま次も同じ場所の担当になって無事に機能しているのを見ると「安全に動いてくれていて良かった」と思います。逆に補修されている時も、我々が点検したその結果を受けて補修されたということなので別の意味で安心します。
効率よく仕事をするために、知恵を出したり道具を作ったりするのも楽しいですよ。高いところに登らなくて済むように、カメラやチョークをつけて3mくらい伸ばせる棒を作ったり。点検は点検要領に沿って行いますが、アイデアを仕事に反映できるんです。
現場に行くまでの間に
冒険気分も味わえます(笑)
今後は「診断」「補修」「補強設計」まで担うわけですが、そのために挑戦したいことはありますか?
設計には必ず測量が必要になるので、測量技術を習得したいと思っています。点検業務でも計測はしてきたんですが、測量ができればより精密な数値が出せるようになるので。
自分はその構造物がどう造られているかを知りたいです。補修の仕方は知っていますが、造り方を知ると「なぜその材料を選んだか」「なぜこの方法でなければいけないのか」が理解できると思うんです。上司世代は実際に橋を造ってているけれど、自分たちは経験が少ないわけですから、ぜひ学んでいきたいですね。
今、ちょうど部長に教えてもらいながら、水管橋の補強設計を担当して勉強させてもらっているところです。まだまだ分からないことが多いので、教えてもらったあと自分でも調べて「こういうことだったんだな」と、少しずつ工法や材料を覚えています。
設計というのは、図面を書けばいいということではないんですね。
そうです。補修に必要な根拠を出し、どんな形状・材料が合っているか、かかる費用などを提案します。そのすべて理解していないと補修設計は出来ないんです。橋でも色々なものがあるので、構造・造り方や材料、地形・地質とか、測量や荷重(力学)の知識も必要ですね。 ただ、興味さえあればどんどん覚えていけるので非常に楽しいですよ。
(うなづく)そうですよね。
それに、現場が色んな所にあるので、そこに行くまでの間に冒険してるみたいな気分も味わえます。人が通らない吊り橋をわたったり。
俺もそういうの言いたかった(笑)冒険、まさにそう思います。
デスクワークだけじゃないですし、好奇心旺盛な人には合っていると思います。
しかもこの会社は先輩たちがすごく優しくて、現場でもワイワイ楽しく話しながら働いています。そのおかげで、分からないことをそのままにせず仕事を覚えてこられました。「俺、恵まれてるなぁ」と思いますね。
これから入社する人達にもちゃんと教えられるように、勉強しておきます(笑)
おふたりとも頑張ってください。ありがとうございました。
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